山陽秋旅'03


はじめに
久しくまともな国内旅行をしていなかったので、今年の夏に地球に特に日本に住む一人として一度くらい行っといても良いよな〜と考えていた場所に行ってみることにした。と書けばもう山陽だし行き先はお判りだろう。そんな訳で、広島の原爆ドームとついでに他にも見てないところをいろいろ訪れてみようとバスツアーをアサっていたらいいのがあるある!!今回はそんな感じの強行山陽旅行です。(^▽^;)

スケジュール
11/28:出発7:10→11:10姫路城12:40→16:15原爆ドーム17:10→17:35ホテル着
11/29:ホテル発7:45→8:45錦帯橋9:35→10:30宮島11:50→12:00宮島口12:50→20:45到着



時々
2003.11.28(金)

 朝7時、名駅のバスセンターに集合し、ツレと一緒にバスに乗り込み秋旅へいざ出発!!どうか紅葉よ、終わっていないでくれ〜と祈りつつ。
姫路城  11時10分に最初の目的地である姫路に到着。ここでは白鷺城(しらさぎじょう)との別名を持つ国宝であり世界遺産にも指定されている姫路城を見学する。この城は名古屋城等とは違い戦争でもかろうじて焼失を免れ、昔のままの美しい姿を残している数少ない城です。時代劇でよく登場する城でもあるので元時代劇ファンの私には見逃せないそして見覚えのある場所がいくつもある♪菱の門→西の丸→二の丸を通り、まずは天守閣へ。中には城特有の狭くて急な階段が待ちかまえていた。が、頑張って上がった天守閣からの眺望はなかなかだ。紅葉の方も嬉しいことに比較的良い状態だったし、秋咲きの桜にも出会うことができた。その後も腹切丸→お菊井戸など一通り城内を見て周った。
原爆ドーム  続いて、車内で昼食をとり、16時15分に広島市内の原爆ドームに到着する。1945年8月6日の8時15分に落とされた原爆により一瞬で破壊された広島。かろうじて姿を留め、そのままの状態で保存されている原爆ドーム(広島県産業奨励館)は平和と命の尊さを改めて感じさせてくれる存在だ。原爆戦没者慰霊碑などのモニュメントを周り、最後に広島平和記念資料館を訪れる。被爆前・被爆後のパノラマ模型などを興味深く見て周った。が、昔教科書で見た遠い存在のものが目の前にあることに何とも言えない気持ちにもなった。
広島風お好み焼き  それから、本日宿泊する海辺に建つ広島プリンスホテルへと向かう。このホテルは全ての部屋から海が見渡せるそうな。私たちの部屋ももちろん金輪島が真っ正面のオーシャンサイドに位置しており一面広〜い海でしたが、既に17時35分ということで日が暮れており全く景色を楽しむことは出来なかった。夕飯は広島在住の知り合いにおすすめを教えてもらっていたのだけれど、再び街まで出て行くのが面倒だったので事前に調べてあったホテルに隣接しているプリンスパーラーというお好み焼き屋さんで簡単にとることにしてしまった。注文したのは広島風お好み焼き+カキフライ+ウーロン茶で1100円というとっても良心的なお値段のパーラーセット。そういう訳で本場の広島焼きを取りあえず食することが出来たのであった。ただ、美味しいには美味しかったのだけど、個人的には広島風のお好み焼きは焼きそば焼きそばしていたので関西風のが好きだなと思った。さらに言うなら同じ焼きそば入りならモダン焼きの方が私は好きだ。(爆)



時々
2003.11.29(土)

錦帯橋  朝6時15分起床で部屋からの瀬戸内海の眺めを楽しみつつ、身支度。朝食はホテルのバイキングでたらふく洋食をいただいた。クロワッサンがとても美味しい。
 7時45分にホテルを出発し、山口・岩国にある日本三奇橋の1つ錦帯橋(きんたいきょう)へと向かう。この橋は巻金とかすがい以外は釘を一本も使っていない珍しいものでもあるが、何と言っても5連のアーチが美しい!さらに今年は50年振りになる橋の架け替え作業(2001年〜2004年の冬の閑散期に実施)を行っている年にもあたっている。作業中は目の前で架け替え部分が見れるのでちょっと見物です。岩国城の城下町を少し散策し、9時35分岩国を後にする。
厳島神社 / 東回廊  続いて、10時20分宮島口からこれまた日本三景の1つ安芸(あき)の宮島へとJRのフェリーに乗り向かう。ここには有名な厳島神社(いつくしまじんじゃ)や豊臣秀吉が立てた未完の千畳閣・五重塔などがある。厳島神社の回廊等は近年よく水没するのでも有名か!?(汗)平清盛が竜宮城を再現しようとして海上に建てた社殿は潮の満ち引きで姿を変えるとても優美なものです。この日は無事参拝することも出来たし、朱塗りの大鳥居もある程度水の中でなかなか素晴らしい景色を目にすることが出来た。水が引いている時は大鳥居まで歩いていけるそうなので、そういう時にもまた訪れてみたいもの。でも、そんな時の厳島神社の景観は水面に映るものもないし、イマイチなのかも。最後に、この島には鹿が至るところにいるので足下には十分注意して下さいね。
あなごめし  宮島口に戻って牡蠣飯定食や焼きがきを昼食に食べて、12時45分一路名古屋へとひたすら戻る。3度の休憩を交えて、名駅に到着したのは20時45分。もちろん車内でしっかり夕飯をいただいた。岩国寿司(別名殿様寿司)という350年ほど前から岩国地方に伝わる白身魚を混ぜたご飯の上にレンコンや季節の野菜などをのせたちらしずしのような押し寿司と宮島名物のあなごめし。どちらもとても美味しく大満足。車窓からの紅葉も素晴らしかったし、たまの国内旅行もやっぱり良いもの。またどっか行こ。それにしても往復1200kmの今回の旅。よくバスに乗った!!(笑)




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