山陰冬旅'05

はじめに
どっか行きた〜いってことだけで決めた旅行です。海外という話もあったけど、2/17(木)開港の混み混みのセントレアは使いたくなかったので今回はバスで行ける山陰で手を打ちました。主要な観光地はすべて押さえたつもりなので、これをもって私の中国地方攻めは一旦終了予定です。

スケジュール
2/24(木) 出発8:00→12:40西の屋・美作店13:30→15:10鳥取砂丘16:00→17:10到着
2/25(金) 出発8:00→10:00足立美術館12:00→12:30出雲めのう細工伝承館13:30→14:20出雲大社15:20→15:25島根ワイナリー16:00→16:55到着
2/26(土) 出発8:00→8:45由志園9:30→9:50境港・大漁市場10:20→10:50お菓子の壽城11:15→12:00蒜山高原13:00→18:30到着



のち時々
2005年2月24日(木)

 7時40分に名駅JR西口でツレと集合して、私たち2人を乗せたバスは8時に山陰を目指して出発。12時頃、オプションの昼食を費用削減の為、パスさせてもらっていた私たちは持参のコンビニおにぎりに車中でかぶりつく。12時40分に西の屋・美作店にてオプションを頼まれた方は昼食となる。私たちはその間周辺を散策して暇をつぶしました。
 13時30分にバスは東西16km、南北2.4kmという日本一の規模を誇る鳥取砂丘へと向かう。15時10分に鳥取砂丘センターへ到着。ここの駐車場から砂丘まではツアーバッチを見せて何と観光リフトで移動!!リフトの降車場で長靴の無料貸し出しがあったのですが、数が足らず私たちはスニーカーのまま砂丘に下り立ち小雨のパラつき始めた砂丘をしばし散策しました。鳥取砂丘は千代川によって運ばれてきた砂や大山の火山灰が堆積して、日本海から陸に向かって吹く海風によって10万年前には形成されていたそうです。以前行った静岡にある中田島砂丘とは規模が違い見わたす限り砂×3でしたが、砂丘の真ん中に湧き水によって出来た水たまりがあったのにはちょっとびっくりでした。冬だから照りつける太陽はなかったけど、大満足!小雨のお陰で、砂が舞い上がらなかったのもなかなか良かったです。ただ、アラビアンな気分になれると期待していたのになれなかったのがちょびっと残念でしたねぇ。やっぱり暑くないとダメみたい!?
 16時に800年以上もの歴史を誇る山陰を代表する三朝温泉へ向けバスは出発。17時10分に本日宿泊予定の三朝ロイヤルホテルに到着する。部屋で一服し、18時30分より甘えび食べ放題付きの夕食です。期待してなかった割にはまずまずの内容で良かったです。食後、ラジウム含有量が日本一という温泉に入って今日の疲れをとって就寝です。私は世の中の多くの女性と違って、温泉にあまり興味がないので(汗)あっさりなコメントでごめんなさい。というより、何でみんなあんなに好きなんだろう。。

鳥取砂丘の観光リフト鳥取砂丘鳥取砂丘と日本海鳥取砂丘の水たまり
(↑砂丘の画像をクリックすると大きい写真がご覧になれます。)
甘えび



2005年2月25日(金)

 取り合えず朝一で温泉に浸かって、8時に宿を出発。途中ふろしきまんじゅうのお店に立ち寄って、10時に山陰随一の美術館として知られる足立美術館へ到着した。ここの美術館は横山大観を始めとする日本画のコレクションと広大な日本庭園が魅力とされている。が、個人的には日本庭園はまあまあ、収蔵品も大したことないといった印象を受けてしまいました。残念。。たっぷり2時間の見学を終えたら、次の目的地へと向かいます。
 12時30分に宍道湖のほとりにあるいずもめのう細工伝承館に到着。ここでは出雲名物の出雲そばの食べ放題ランチ(1,000円)を昼食としていただきました。のり・ねぎ・もみじおろしが載ったそばに直接つゆをかけて食べるのが特徴です。でも、食べ放題という看板に偽り。全然、追加のそばが届かないんだもん。お陰で10皿しか食べられなくてかなり不満のうちに幕が落ちました。金返せぇ〜!!(怒)です。ちなみに出雲そばは3〜4枚が1人前の目安らしい。だったら、文句言うなって感じなのでしょうか!?
 それから、縁結びの神様として知られる大国主大神を祭る出雲大社を参拝。ここの正しい参拝方法は「二拝、四拍手、二拝」とのことだったので、それに従って拝殿・八足門・神楽殿をそれぞれ周ってきました。印象に残ったのは本殿の屋根にそびえる千木という屋根飾り。現在は装飾的な意味合いが強いそうだが、以前は屋根を支える構造材としての役割を果たしていたそうです。また、神楽殿の大注連縄も長さ13m、太さ8m、重さ5tとかなりスケールがあって立派でした。差し挟むことが出来ると御利益があるということで注連縄の先にお金を投げている方がたくさんいらっしゃいました。
 続いて、島根ワイナリーでワインの試飲とショッピング。ここのワイン工場はレストランやショップを備えていて結構大きかったのですが、ワイン自体はどれも微妙でしたねぇ。(汗)
 その後、本日の宿がある玉作り(めのう)の里としても知られる玉造温泉へ向けバスは走る。16時55分に宿泊予定の松の湯へ到着。18時30分より松葉ガニ付きの夕食をいただく。そして、今夜も温泉につかって就寝です。ここの露天風呂は申し訳程度でしょぼかったです。。

足立美術館
(↑画像をクリックすると大きい写真がご覧になれます。)
出雲そば出雲大社の千木出雲大社の神楽殿夕食



一時のち
2005年2月26日(土)

 本日も取り合えず朝一で温泉に浸かる。そして、8時に旅館を出発して、四季折々の景色を満喫できる庭園を持つ大根島にある由志園を訪れる。まずはここの名物・高麗人参のお茶をみんなそろって試飲させてもらった。当然、苦くて飲みにくかったです。それから、緑豊かな庭園内を散策。運が良いことに寒牡丹もところどころ咲いていました。そして、年に100回を超える植え替えを行い一年中ボタンを楽しむことが出来るという牡丹の館ではカラフルで大輪のボタンをたっぷり堪能。
 その後、雪の降る中、ゲゲゲの鬼太郎で有名な水木しげるロード(80体もの妖怪ブロンズ像が点在する!)があることで知られている境港の大漁市場なかうらに立ち寄り、海産物のシッピングタイムとなる。私は買う気がないのでフラフラしていただけだけど、最後にじゃこコロッケを売る店を発見し、アツアツを1個かじりつきました。中にも外にもじゃこが使われていてなかなか美味しかったです。10時50分に米子城をモデルにしたお菓子の壽城にて今度はお土産物のショッピングタイムとなる。ここでも私は何も買う気がないので、ひたすら試食をしていただけ。出来たてほやほやのとち餅と福々兎は最高に美味しかったです。(笑)
 12時に昼食を兼ねて蒜山高原へ。山奥にある為、すっごい雪が降っているし積もっているし。。そんな訳で、ヒルゼン高原センターでは体の温まる蒜山そば(700円)をいただきました。
 それから、一路名古屋へと戻ります。18時30分に名駅JR西口下車で、今回の2泊3日の旅行も無事終わりを告げました。今回は中国地方の太陽に恵まれた太平洋側の山陽と、その逆の日本海側の山陰の違いをまざまざと感じさせる旅となりました。山陰地方にいる間だけ天気が悪かったから。最後に今回の数少ない収穫品をご覧くださいませ。(→)

由志園の寒牡丹由志園じゃこコロッケ宍道湖お土産物




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