京都・紅葉狩り'10

プロローグ
真夏に今年の紅葉の時期を予想して、仙洞御所の参観許可を取りました。紅葉の時期が一番人気があるので、11月分は8/1の受付解禁日に手続きしないとまず取れません。。



2010年11月24日(水)

 私の予想は当たったのかぁ?と、紅葉具合の心配をしつつ旅行当日を迎えました。

 7時に自宅を出発して、名古屋駅を7時35分発のJR東海道本線特別快速(大垣行き)に乗車。岐阜駅に7時54分着、7時57分発の米原行きに乗り継ぎます。米原駅には8時48分着で、8時50分発のJR東海道・山陽本線新快速(姫路行き)に乗り換えて、京都駅には9時43分に到着となります。
 10時に伊勢丹の出入口にスタンバイ。オープンと同時に店内へ入って、『都路里』でブランチします。“白川”という“抹茶うどん又はそば+白玉パフェ”のセットをいただきました。丁度良いボリューム感でした。都路里の白玉はやっぱり美味しいですね!このタイミングでの利用は並ばずに済むのでおすすめです。
 11時に都路里を後にし、徒歩にて浄土真宗本願寺派の本山である西本願寺へ。立派な木の黄葉が印象的。もちろん建物も立派だし、唐門もキレイでした。
 続いて、真宗大谷派の本山である東本願寺へ。こちらには縁があるので2度目の訪問です。西と比べるとちょっと地味な印象ですかね。とはいえ、どちらもさすが本山って感じなのかな!?
 12時25分に本願寺を後にし、地下鉄の五条駅へ。12時38分発の烏丸線(国際会館行き)に乗車。烏丸御池駅に12時41分に到着し、12時45分発の東西線(六地蔵行き)に乗り換えて、12時47分に京都市役所前駅で下車。ここからちょっと遠いけど、徒歩にて京都御苑内の仙洞御所を目指します。徒歩25分とかでしたねぇ。
 13時10分に仙洞御所内へ。予約時間の13時30分まで参加者休憩所で待機きます。時間になったところで、案内人の方が参加者を迎えに来て、見学開始となります。
 まずは休憩所の目の前にある大宮御所の御車寄へ。今年も天皇と皇太子がそれぞれ大宮御所に宿泊されたそうで、ここを利用したそうです。続いて、ガラス戸にレースのカーテンがかかっている御常御殿と紅梅・白梅が印象的に植えられている南庭に周ります。竹林と松も植樹されていて、松竹梅の庭とも伝えられているそうです。
 ここからが正真正銘の仙洞御所観光となります。仙洞御所は皇位を退かれた天皇の御所です。こちらは何度となく火事で建物が焼失しているのですが、1854年の火事で焼失したのを最後に造営されていないため、現在は茶室以外の建物が存在しません。。庭園だけが残っていて、それを楽しむことになります。
 手始めに北池から雄大な景色と紅葉を拝見。右手側のもみじには陽の光が当たっていなかったので、ザンネンでしたが、とても美しい景色でした。続いて、木々から降り注がれるような紅葉が味わえる鷺の森を通って、南池へ出ます。藤棚の八ッ橋を渡り、中島を通って、南池を1周します。途中にある醒花亭周辺で一休み。それぞれ思い思いに景色を楽しみます。醒花亭の庭には加藤清正の献上品と言われる朝鮮灯籠も配置されている。この辺りから見る紅葉もキレイに色づいていて良かったです。そして、又新亭を通って、参観終了となります。きっかり1時間です。紅葉のタイミングとしてはばっちりで、素晴らしいの一言でした。機会があれば、桜のシーズンに再訪してみたいです。
 14時30分に仙洞御所を後にし、徒歩にて地下鉄の京都市役所前へ。15時2分発の東西線(六地蔵行き)に乗車して、15時21分に醍醐駅に到着。ここからは醍醐寺を目指して歩きます。
 15時40分に到着となり、三宝院・伽藍・霊宝館のいずれか2施設の拝観ができる2枚つづりの共通券(\1,000)を購入。まずは下醍醐の伽藍を見て回ります。仁王門を通って、金堂・五重塔と見て周り、一番奥にある弁天堂へ。朱塗りの弁天堂と周囲の木々の紅葉がすごく綺麗な景色を作っていました。あまり時間がなかったこともあり、駆け足で見て周ってしまいましたが。。
 16時10分に唐門を見て、三宝院へ。こちらは豊臣秀吉が醍醐の花見をした場所です。この時期は当然ながら枝しかないですが。。なお、三宝院は建物内も庭園も写真撮影禁止となっています。残念です。葵の間、秋草の間、勅使之間と名のついた襖絵が残る部屋を見て周って、表書院で庭園と部屋の襖絵を楽しみます。人も少なくゆっくり見れたのは良かったかな。でも、期待していたほど素晴らしい場所ってわけではなかったかも。(爆)
 機会があったら、今度は春に来て上醍醐(片道1時間のハイク)と桜を楽しんでみたいなと思っています。
 16時25分に醍醐寺を後にし、地下鉄の醍醐駅へ戻ります。16時41分発の東西線(太秦天神川行き)に乗って、17時3分に烏丸御池駅で乗り換え。17時8分発の烏丸線(新田辺行き)に乗って、17時14分に京都駅へ。
 『都路里』でお土産のお菓子と『志津屋』でパンをいくつか購入。家に帰ってから“お抹茶キューブ”というパンを食べたのですが、すごく美味しくて魅了されました。抹茶の渋み・ゆずの香り・カスタードが絶妙な組み合わせでリピートしたいです。
 18時にJRの東海道・山陽本線新快速(米原経由敦賀行き)に乗車して、帰路に着きます。18時53分に米原到着で、19時8分発の新快速(浜松行き)に乗り換え。名古屋には20時11分の到着となりました。

エピローグ
今回のひとり旅。想像以上の運動量で、ヘトヘトになりました。地下鉄だけに絞った交通手段が悪かったんだろうけど(汗)、お連れ様がいたら絶対に出来ない行程だったかも。 そんなことを思いながら、帰路に着いたのでした。
都路里・抹茶うどん 都路里・白玉パフェ 西本願寺・唐門 東本願寺 仙洞御所・大宮御所の御車寄 仙洞御所・大宮御所 仙洞御所・北池 仙洞御所・鷺の森 仙洞御所・南池 仙洞御所・醒花亭 仙洞御所・洲浜&南池 仙洞御所・南池 仙洞御所・南池 仙洞御所 醍醐寺・仁王門 醍醐寺・伽藍の五重塔 醍醐寺・伽藍の弁天堂 醍醐寺・三宝院の唐門 SHIZUYAの“お抹茶キューブ”




inserted by FC2 system