熊野'06

はじめに
去年の暮れの南紀旅行の際に訪れるはずが訪れられなかった鬼ヶ城。3,900円の日帰りハイキングツアーを見つけて、リベンジすることにしました。でも、何故かこの話に乗ったのは家族なんだけど。(笑)

スケジュール
4/8(土) 出発8:00→8:55休憩9:05→10:25休憩10:45→車中食→12:00松本峠・鬼ヶ城14:30→15:15休憩15:35→16:15休憩16:25→17:45休憩18:10→19:00到着




2006年4月8日(土)

 7時40分に名駅のJR西口集合。今日はお花見シーズン真っ只中で、各社ツアーの影響でありえないほど人でごった返していた。それでも、何とか予定通りの8時にバスは出発する。なお、今日は直前の天気予報では雨とのことだったが、見事に晴れました!!ハイキングが目的のツアーなだけに本当に良かったです。
 途中、弁当・杖の積み込みを兼ねたトイレ休憩をとり、12時に目的地である大泊に到着。お弁当は車中で配られたので、ちょっと早めの昼食としてその場でいただきました。格安ツアーなだけに予想どおりお弁当はしょぼい。
 駐車場から松本峠の登り口まで移動して、松本峠・鬼ヶ城のハイキングとなる。松本峠は世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に指定された熊野古道・伊勢路に位置する峠。伊勢神宮から熊野三山を目指す庶民の道と言われているところです。歩き始めは石段で、苔が生えてとても雰囲気があり良いのですが、とにかくキツイです。しばらく足を進めると慣れてきて、いくらでも歩けるようになりましたが。。石段を登りきると竹林に囲まれたお地蔵さんが姿を現します。鉄砲の名人が妖怪変化と間違えて撃ったという弾痕が今も足下に残っています。そこから、東に折れると東屋があり、去年微妙に訪れた七里御浜を望むことが出来ました。ところどころ美しい景色を楽しみながら、鬼ヶ城城跡・桜並木を通り鬼ヶ城センターへ。桜並木では桜吹雪が私たちを出迎えてくれました。
 続いて、今度は鬼ヶ城を訪れます。こちらは入場料無料の熊野灘にそびえる奇岩群。何千年にも渡る地盤の隆起と、太平洋の荒波による浸食によって出来た自然の芸術作品です。昔、海賊がここを住処にしていたこと、入口にある岩の形が鬼の横顔に見えることなどから、鬼ヶ城と呼ばれるようになったようです。岩場に沿って、遊歩道が整備されており、千畳敷、奥の木戸、鬼の風呂桶、木喰岩、鰐岩、潮吹、鬼の見張場、飛渡り、鬼の洗濯場、蜂の巣といった名前がついた奇岩などを見て周ることが出来ます。岩にある模様は気持ち悪いほど。海に面しているので、すごく迫力がある場所でした。
 13時35分、鬼ヶ城西口から出て、集合場所である鬼ヶ城センターまで戻ります。鬼ヶ城歩道トンネルという長〜いトンネルを通って。私たちは松本峠・鬼ヶ城共にほぼ標準時間の1時間ずつで歩ききりました。その為、少しバスの出発まで時間があったので、鬼ヶ城センターでイカ焼きなどを食して過ごしました。
 14時30分、帰路へ。3度の休憩をはさみ、名駅に到着したのは19時のことでした。


松本峠
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松本峠・お地蔵さん 松本峠・七里御浜 松本峠・桜 鬼ヶ城入口 鬼ヶ城・遊歩道 鬼ヶ城・蜂の巣
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