北九州'06

エピローグ
「阿蘇と高千穂峡に行ってみたい!」と九州を狙っていた私の目に手軽なツアーが飛び込んできたので、ひとり参加で行ってくることにしました。九州ほぼ初心者の私にはもってこいな、内容たっぷりちょっとハードな旅です。

スケジュール
4/21(金) セントレア発7:20→8:40福岡空港9:00→10:15休憩10:25→12:25高千穂峡13:50→15:05阿蘇・中岳火口16:05→16:10草千里ヶ浜16:40→17:10ホテル着(ホテル発18:15→18:55夕食19:15→19:55ホテル着)
4/22(土) ホテル発8:10→8:50大観峰9:05→9:35黒川温泉11:20→11:30瀬の本高原12:20→13:25湯布院14:25→15:00湯の花小屋15:25→15:30海地獄16:00→17:10休憩17:25→18:05博多観光会館18:25→18:40福岡空港20:40→21:50セントレア着




2006年4月21日(金)

 4時30分、起床。5時過ぎに自宅を出発して、始発の関係で隣りの駅より地下鉄に乗り、セントレアを目指します。6時28分に名鉄の中部国際空港駅に到着。旅行社のカウンターで受付を済ませて、搭乗券を受け取ります。早速、手荷物検査を受け、搭乗口で搭乗時間まで待機します。7時過ぎに機体へ乗り込み、定刻7時20分発のJAL3201便にて福岡空港へ向け飛び立ちます。
 8時40分に福岡空港到着となり、到着ロビーで添乗員さんとバスガイドさんと合流。早々にバスに乗り込み、宮崎・高千穂峡を目指し出発です。ちなみにバスにはパンパンの43名の旅行客が乗り込みました。昼食は車内で持参のパンを食べて簡単にすませてしまった私です。
 12時25分到着で高千穂峡を散策します。変わった形(柱状節理)の玄武岩は阿蘇山から流れ出した溶岩。ここの峡谷は五ヶ瀬川の流れが数億年かけて浸食して造ったものとのこと。川の水面はとても色がキレイで魅惑的でした。高さ70mの仙人の屏風岩や鬼の力石を見て、最後に高千穂峡のシンボルとなっている真名井の滝へ足を運びます。新緑の中の真名井の滝は神秘的な光に包まれていて美しかったです。若干、虹も出ていました!その後、マイクロバスの出発時間までベンチで一休み。13時45分にマイクロバスで駐車場まで戻り、バスに乗り換えて熊本・阿蘇へ向け出発となる。
 15時5分に阿蘇の中岳火口へ到着。ここは世界最大のカルデラである阿蘇の中心で、今でも活発に白煙を上げている。その為、山頂の状態が悪いと阿蘇山ロープウェイも運休してしまい、見学が出来なくなります。この日は風は強かったものの風向きが良かったらしく、ロープウェイは運行されていたので、山頂へ上がることが出来ました。でも、強風の為20分間隔の運行となっていた。15時10分阿蘇山西駅発のロープウェイに乗り込み、4分間の空の旅。山頂は白煙と硫黄ガス臭がすごく、火山活動の激しさを感じさせました。天候に恵まれ、南北1km・東西4kmの火口の底も少し見ることが出来ました。ブルーがかったミルク色の煮えたぎる湯だまりが見えるのはラッキーなことなのだそうです。ちなみにここの気温は低かった為、とても肌寒かったです。そして、外人の姿がやたら多かったのが印象的でした。15時50分に火口西駅発のロープウェイに乗り込み、下山します。
 16時5分に阿蘇山西駅をバスにて後にし、16時10分に直径1kmほどの草千里ヶ浜へ。中央には駒立山、両側には雨水が貯まった池があり、とてものどかで牧歌的な景観が楽しめました。馬もたくさん放牧されており、ほのぼのとした感じでした!
 16時40分に草千里ヶ浜を出発し、バスの車窓より米塚という鉢を伏せたような裾広がりの山を見物。山全体が草で覆われているのでちょっと不思議な感じです。頂上にあるくぼみや縦にはいった線には伝説が残っています。
 17時10分に本日の宿泊地である阿蘇プリンスホテルへ到着する。しばらくして、夕食を探しにホテルを出て、JR市ノ川駅方面へ。ホテルの私道は歩道がなくて、ホテルから国道に出るのには苦労しました。おかげで片道40分くらいかかってしまった。今夜は市ノ川駅の少し先で見つけたちょっと寂れた食堂みたいなところで、たかなめし定食を食しました。といっても、家庭的で味はまあまあだったので、周りには常連さんがちらほら。19時55分にホテルへ戻り、21時過ぎにホテルの米塚温泉へ浸かります。ちょっと茶色く濁った熱めの湯でした。0時30分に就寝する。

高千穂峡・仙人の屏風岩 高千穂峡・真名井の滝 阿蘇・中岳火口
(↑上の2枚の写真はクリックすると大きい画像がご覧になれます。)
阿蘇・中岳 阿蘇・草千里ヶ浜 米塚 たかなめし定食
2006年4月22日(土)

 7時起床、7時30分よりホテルのレストランにて朝食。天草産の食材を多用したバイキングで、まずまずのものでした。が、夕食で余った食材を使ったみたいな印象を受けてしまった。(笑)
 8時10分に阿蘇プリンスホテルを出発。8時50分に外輪山から南に突き出した位置にある大観峰展望台より阿蘇とくじゅうの山々を眺める。雨が少し落ちていて、雲海の如く雲がかかっていたが、奇跡的に横一線に並ぶ阿蘇五岳を見ることが出来ました。これは釈迦ねはん像の姿に見えることで有名です。
 9時35分に筑後川に注ぎ込む田の原川沿いに広がる黒川温泉へ到着。雨は本降りに。。黒川温泉は湯めぐりが出来ることで、近年人気が出てきた温泉です。私は予め決めていた和風旅館 美里へ向かいます。500円の入湯料を支払い、露天風呂へ。こちらの温泉は日によって青白い乳白色〜透明まで色が変わるとのことだったので、どんな色をしているのかそんな楽しみもありました。この日は緑がかっていたが、透明に近い感じ。男性用は乳白色っぽかったみたいです。ちなみにここの源泉は黒川温泉で唯一硫黄分を含んでいます。露天風呂は岩と緑に囲まれた造りになっており、落ち着いてゆっくり浸かることが出来ました。人も少なく、温度も丁度良くてとても良かったです。その後、シュークリームで有名なパティスリー麓へ。試食で味わった抹茶ロールケーキが美味しかったので、期待してシュークリーム(1個210円)と半熟チーズケーキ(5個735円)を購入。シュークリームは早速店先で味わいました。皮はそば粉がトッピングされていて香りがあったけど、カスカスでいまいち。(^▽^;)でも、カスタードクリームについてはクリーミーで文句なく美味しかったです。
 11時20分に黒川温泉を後にし、昼食を取るためすぐそばにある瀬の本高原の三愛レストハウスへ立ち寄ります。牛のタタキと手延べだんご汁こと熊本名物のだこ汁定食をいただきます。だんご汁は味は良かったものの、だんご自体が火にかけてる間にのびちゃって微妙でした。併設のコンビニで夕食用のおにぎりを購入しておいた。それから、添乗員さんから傘を借りちゃいました!ありがとう。
 12時20分に瀬の本高原を出発し、湯布院へ。13時25分到着で、1時間の自由行動となる。金鱗湖を見物し、ゆずこしょうが有名(?)な亀の井別荘の鍵屋という雑貨店等を物色。が、特に買い物をする気のない私には九州の軽井沢と称される湯布院は退屈な町だったので暇つぶしを兼ねて、時間までコーヒー専門店のボンボヤージュ!で一服することにしました。苦味とコクがあるというブレンドのヨーロピアンコーヒーをいただく。久し振りに美味しいコーヒーを飲めた気がして満足するが、父がたまに煎れてくれるコーヒーも負けてないなと思った。(笑)
 続いて、15時より明礬温泉の湯の花小屋・湯の里を見学。この辺り一帯は濃霧で凄かったです。湯の花の製造方法の説明を受けて、藁葺きの小屋で実際に湯の花が造られている状態をチラ見しました。
 15時30分より、地獄めぐりで有名な鉄輪温泉にある海地獄を見学。ここでは1000年以上もの昔から熱湯が噴き出し続け近寄れない場所のことを地獄と呼んでいるのだそうです。海地獄は摂氏98℃のコバルトブルーがキレイな地獄ですが、もくもくとあがる湯気もすごかったです。そばに血の池地獄を思わす池もありました。
 16時に鉄輪温泉を後にし、トイレ休憩をはさみ博多へ。18時5分に博多の名物が取りそろう博多観光会館へ立ち寄ります。気になっていた博多ぽてとを購入。そして、福岡空港へ。18時40分到着で、添乗員さんから搭乗券を受け取ったところで、今回のツアーは解散となる。私は売店で大好きなロイヤルのスイートポテトを購入して、搭乗口へ。昼に買ったおにぎりを食べ食べ時間が来るのを待ちます。20時30分頃にJAL3228便へ搭乗し、20時40分に福岡を飛び立つ。セントレア到着は21時50分のこと。22時10分発の名鉄にて無事自宅へと戻る。
 今回の旅行は1泊2日のツアーとは思えないほど内容を詰め込んだコースだったけど、朝から晩までいろいろ見て周れて楽しかったです☆


朝食・バイキング 大観峰 黒川温泉・美里 パティスリー麓・シュークリーム 手延べだんご汁 湯布院・金鱗湖 湯の花小屋 海地獄 お土産




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