青春18きっぷの旅 山陽・山陰'08

<プロローグ>
何年振りかに“青春18きっぷ”の旅をしたいって衝動に駆られて、この夏、決行しました。
今回はひとり旅のメリットを最大限に活かして、自分色に染めまくりの旅にしました。山陰・山陽で行ったことがない場所を集中的に攻めてきたという〜♪o(^-^)o

<スケジュール>
08.07.20(日) 名古屋7:05・・・ ・・・(8:11米原8:19→10:47姫路11:06→11:25相生11:28)・・・ ・・・12:38岡山観光15:37・・・ ・・・16:58尾道観光
<ホテルアルファワン尾道泊>
08.07.21(月) 尾道8:16・・・ ・・・(9:18倉敷9:35→11:00新見11:17→13:08米子13:47)・・・ ・・・14:19松江観光19:09・・・ ・・・(19:55西出雲市20:18)・・・ ・・・21:00大田市
<スカイホテル大田泊>
08.07.22(火) 石見銀山観光・・・ ・・・大田市12:18・・・ ・・・12:57出雲市14:26・・・ ・・・(15:55米子15:57→17:51鳥取18:36)・・・ ・・・19:20浜坂
<浜坂・澄風荘泊>
08.07.23(水) 浜坂8:13・・・ ・・・(9:33豊岡9:54→11:03福知山11:23→12:07宮津12:27)・・・ ・・・12:32天橋立観光15:08・・・ ・・・(15:45西舞鶴15:59→16:19綾部16:21→18:34京都19:00→19:53米原19:56→20:28大垣20:39)・・・ ・・・21:10名古屋



2008年7月20日(日)

 6時起床。6時30分に自宅を出発し、名駅を7時5分発の「東海道本線 区間快速(米原行)」にて米原へ。周りの乗客も青春18きっぷを握りしめてそうな人たちで、朝早いのに満員電車です。8時11分着で、8時19分発の「東海道・山陰本線 新快速(姫路行)」にお乗り換え。姫路到着時には空いてきていたが、それまでは満席状態が続きましたね。さすがに乗車時間が2時間を超えると苦しさを感じます。10時47分着、11時6分発の「山陰本線 新快速(播州赤穂行)」にて相生へ。相生を11時28分発の「山陰本線(三原行)」に乗り継いで、12時38分に最初の目的地・岡山に到着となりました。
 12時45分に駅ビル・サンフェスタ内にある『ふく仙』というお店で昼食。“下津井たこ”を食べさせてくれる岡山でも数少ない(?)お店です。私は“たこ懐石定食(\1,570)”をいただく。たこの酢の物、たこ刺し、たこの唐揚げ、たこ飯、あら汁、香の物、フルーツとたこづくしです。たこにしては柔らかかったけど、そこはたこってことで、顎には相当堪えました。たこ飯は少し甘めの味付けで、私的にはイケてなかったかな。(爆)
 13時30分に岡山駅より徒歩にて一度訪れてみたいと思っていた日本三名園のひとつ・岡山後楽園へ。岡山城との共通券(\520)を買って、入場します。それにしても、今日は暑くて気持ちイイくらい汗だくです!!ここの庭園は歩きながら移り変わる景色を眺めることができる回遊式庭園となっているのですが、基本的に平坦で芝生が印象的なだけでした。あまり見るものはなかったので、サーっと蓮など見て周ったら、月見橋を通って、岡山城へ移動。このお城は外壁が黒く、烏城と呼ばれたりもするそうですが、実際に見た感想も“黒い”とそのままでした!天守閣へ登り(4Fまでエレベータで、そこから2F分は階段で移動。)後楽園などを見下ろしてきました。4F以下の階に展示してあるものはあまり大したことなく。。今回は行ったことに価値があって、見たものに価値はないって印象です。あくまでも個人的意見ですが。ちなみに岡山の街は路面電車が行き交っているものの、とても近代的。街路樹は背高のっぽで、太陽の日差しを歩行者から守ってくれない造りになってましたね。。
 15時37分に岡山を離れて、港町って雰囲気の尾道へ。16時58分に到着となり、ホテルにチェックインする時間を惜しんで、古寺巡り(?)を楽しみます。最終目的地である千光寺公園を目指して、丘を登ります。暑くて暑くて、バテバテです。。しかも、途中で予定していた道を間違えて、尾道城のところを通るという大回りをやらかす。(汗)やはりロープウェイが稼働してる時間に行くのがおすすめかな。展望台から尾道の町を一望し、ポンポン岩を石ころで打ってみる。石の中に空洞があって、ポンポン音がするのだ〜っ!!
 その後、夕食にありつくために尾道名物のラーメンを求めて、丘を下る。『喰海』という店でシンプルなラーメン(\520)を汗だくになりながら、食べてみました。小魚ベースのスープってことで少しクセはあったけど、かなりあっさり。麺は細いけど、コシがありとても美味しく食べれました。半熟卵が最高☆
 食後、ホテルにチェックインして、少ししてから夜景を見にお出かけ。瀬戸内は本当に海が穏やかだね。


一時又は
2008年7月21日(月)

 7時起床。朝食を食べて、7時55分にホテルをチェックアウト。8時に尾道駅に着き、昼食を買って、8時16分発の「山陰本線(呉線経由岡山行)」に乗車。新倉敷で誤って降りそうになって、アセアセしつつ、9時18分に倉敷で下車して、9時35分発の「伯備線(新見行)」にお乗り換え。新見に11時に到着し、11時17分発の「伯備線(米子行)」に乗り継ぎます。昼食は途中の車内でいただきまいた。ここまで来ちゃうと車内もガラガラです〜。13時8分着、13時47分発の「山陰本線(浜田行)」で、米子を出発し、目的地・松江には14時19分の到着となりました。本日もすっごい移動でした。。
 松江駅を14時40分発の「ぐるっと松江レイクライン」で出発して、まずは松江城へ。一日乗車券(\500)は車内で購入しました。この一日乗車券の提示で、松江城や武家屋敷などの施設が団体料金に値引きしてもらえるので、とってもお値打ちです。バスを松江城で下車して、まずは松江郷土館という洋館を軽く見て周り、松江神社を通って、天守閣(一般\550→団体\440)へ。松江城は古くから現存するお城で、ちっちゃいけど重要文化財にもなっています。内部は姫路城なんかと比べると現代的で、階段なども昇りやすかったですね。展示物は相変わらずさらっと見て、最上階へ。風があって、とても過ごしやすかったです。
 16時50分松江城発のバスで小泉八雲記念館前へ。バス停から目と鼻の先にある塩見茶屋にて松江名物の“ぼてぼて茶”をいただく。ぼてぼてという名から想像したものとはまったく違って、さらさらっとしたお茶づけでしたね。それもそのはず、茶の花を入れて煮出した番茶を茶せんで泡立てる時に“ぼてぼて”と音がすることから、この名がついたんだそうです。なお、この茶屋は新しい造りで残念ながら雰囲気などは何もなかったです。
 17時30分より武家屋敷を見学。あ〜時代劇の世界って思いました。建物を外から見るだけなので、あまり見るものがなく。。
 17時54分発のバスに予定を早めて乗車して、カラコロ工房前にて下車。早速、カラコロ工房内を物色です!!雑貨やアクセサリーをハンドメイドで制作する時に使うような材料などがたくさん売ってました。私はシルバーのドックタグに文字入れをしてもらって、ストラップに。このタイミングで夕立ちがあって、屋根のあるところで少々待機。18時7分発のバスにて嫁ケ島を目指します。雨はあっという間に降って、あっさりやんでいたので、今回の旅行で期待していた夕焼けが見えそうだったのです。山陰はコロコロ天気が変わりますね。前回はバスで日中に通過しただけの宍道湖を再び訪れて、刻々と染まっていく空を眺めた。今回は最も美しいと言われる夕暮れ時を狙い撃ちで、オレンジ色に染まった湖を拝見です。18時46分発のバスにて松江駅に戻り、夕食を仕入れて、19時9分発の「山陰本線(西出雲市行)」でひとまず西出雲市(寂れた駅だったので、出雲市で乗り継げば良かったと、後悔。。)へ。19時55分着で、20時18分発の「山陰本線(浜田行)」に乗り継ぎ、大田市駅で下車。そして、近所のローソンで飲食物を調達して、ホテルへチェックインです。


2008年7月22日(火)

 6時15分起床。7時15分にホテルを後にし、JR大田市駅にて「大田・広島線」の石見交通の路線バスに乗車。7時35分発で、昨年世界遺産に指定された石見銀山を目指します。“たぶん一生行くことない場所”って宣言してたはずだったんだけど。
 7時52分に大森代官所跡に到着。早速、ガソリンスタンドで自転車を借りる。でも、お店のドアには臨時休業の張り紙!!ガガーン。。でも、たまたまお店の人がいたので、特別に貸してもらえた。観光センターのレンタサイクルは9時頃オープンだったはずなので、ほっ。レンタサイクル情報としては観光センターの方の自転車の方が新しくて乗りやすそうだったのでそちらをおすすめしたいかな。(爆)まずは自転車に乗って、オープン前の五百羅漢へ。501体の羅漢像があることで知られるお寺なんだけど、私は外観だけ見て満足して、銀山地区を目指します。見聞きしてある程度覚悟はしていたんだけど、その想像を超えるかなりの坂道を上がることになったので、ひぃひぃ言いながら進んだ。汗だくだし、昼だったらきっと挫折してたと思う。清水谷精錬所跡にちょこっと寄り道してから、龍源寺間歩へと向かう。通常なら龍源寺間歩の入り口まで自転車で行けるのだが、この時期は落石のため、道路が閉鎖されている区間があり、そこから先は自転車を置いて、遊歩道という林道を800mほど行くはめに。。落石って勘弁してほしいわ!!そもそも、年末ん時のでしょ!?龍源寺間歩(入場料\400)に入ると一気に気温が下がる。中にある温度計を見たら、14度とかになってましたよ。でもって湿度は相当高そうでした。横道や水を流すための排水道もあります。ノミで削った痕なども一面にあるが、今となってはかつて銀を掘っていたという面影は感じられなかった。この間歩は通り抜けられるように旧道の先に新道が掘ってあります。不思議なことに新道に入ったら、ぐっと気温が上がった。。その後、帰りは下り坂なので、よいよいで、大森地区へと戻ります。代官所跡の前に自転車を止めて、城上神社へ。鳴き龍で知られていて、私も本堂の床に座って試してみた。それから、勝源寺もさらっと見て、代官所跡(入場料\500)でまったり涼む。石ころや採掘道具、銀山の歴史や造りなどが細かく展示してありました。自転車を元の場所に返却して、11時16分発のバスにて大田市へUターン。ちなみに大田市⇔大森代官所跡の乗車料金は片道\560です。
 11時42分着で、12時18分発の「山陰本線(出雲市行)」に乗車して出雲市へ。12時57分着で、この駅で途中下車して、乗り継ぎ時間を利用して出雲そばを食べてこようという考え。地元の人も足を運ぶという有名店『献上そば 羽根屋』で、出雲そばの昼食をいただきました。さすがに以前食べた時とは比べ物にならないくらい美味しかったけど、そば湯は美味しくなかったな。水のせい??
 14時26分発の「山陰本線(新見行)」に乗って、15時55分に米子で下車。15時57分発の「とっとりライナー(鳥取行)」に乗り継いで、17時51分に鳥取に到着。夕食は徒歩5分の距離にあるマックにて軽く済ませてしまう。18時36分に鳥取を出発する「山陰本線(浜坂行)」に乗って、19時20分に本日の宿がある浜坂に到着。宿で一息ついてから、お風呂に入りにユートピア浜坂(当宿の宿泊者には入場券の配布あり)へ。かなり寄り道して、海岸にも出てみました。この町は夏は海、冬はカニが名物の温泉街なのです〜。


2008年7月23日(水)

 7時起床、7時50分に宿を出て、JR浜坂駅へ。8時13分発の「山陰本線(豊岡行)」の電車で東を目指します。2駅先にもうじき取り壊される餘部鉄橋があります。そこを通るので、橋そのものは見えなかったが。(涙)9時33分に豊岡に到着して、9時54分発の「山陰本線(福知山行)」にお乗り換え。11時3分に福知山着で、ここからは北近畿タンゴ鉄道で天橋立へ。ここで、KTR青春フリーきっぷなるものがあることが判明!!青春18きっぷがある場合、¥500で一日乗り降り自由なんだって。わざわざ料金をケチって豊岡ではなく福知山から電車に乗ることにしたのに〜。(泣)でも、少しもうけたので気分は上々♪11時23分発の「北近畿タンゴ鉄道宮福線(宮津行)」に乗車して、12時7分に宮津に到着。12時27分発の「北近畿タンゴ鉄道宮津線(豊岡行)」に乗り換えて、12時32分に天橋立に到着。
 早速、昼食として、名物の『あさり丼定食』と『岩ガキ』をおなかに入れる。定食より高い『岩ガキ』って。でも、大好きだからしょうがない!ちなみにあさり丼のあさりは地モノではなかったけど、このメニューは天橋立を代表する名物だ!!卵とじされていて普通においしかったです。岩ガキもこちらでとれるようで生であっさり美味しく食べれました♪
 13時10分、リフトで展望所がある天橋立ビューランドへ上がって、股のぞき。ひとりでやる股のぞきははっきり言って、か・な・りハズかしかったですが、日本三景のひとつを楽しんできました。景色はとっても良くて、気に入りました。さすが、日本三景だけのことはありますね!?ちなみに私は往復ともリフトで移動しました。帰りは絶対リフトがおすすめです!
 その後、天橋立を散策してこよーと、少し歩いてきました。対岸に渡れるようにちゃんと道があるのです。海水浴場にもなっているので、かなりの人が泳いでいたり、思ってもなかった一面を見た気がします。知恩院なども見てきました。
 15時8分に「北近畿タンゴ鉄道宮津線(西舞鶴行)」に乗車して、天橋立を後にします。15時45分に西舞鶴到着で、ここからは再びJRで移動となります。15時59分発の「舞鶴線(福知山行)」に乗り継いで、綾部に16時19分着。16時21分発の「山陰本線(京都行)」に乗り換えて、18時34分に京都へ到着となります。京都駅のホームでおなかにパンを入れ、19時発の「東海道・山陽本線新快速(米原経由敦賀行)」にて、米原へ。19時53分着、19時56分発で「東海道本線(大垣行)」に乗り継ぎ、大垣に20時28分に到着。20時39分発の「東海道本線(東海)新快速(豊橋行)」に再度乗り継ぎ、21時10分に名古屋に到着となる。これにて、乗り継ぎだらけの長い長い旅行の終了です〜!






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