小笠原'16 プロローグ 2016年のGWは客船・ぱしふぃっくびいなすで、小笠原に行ってきました! 定期船・おがさわら丸のような単なる移動船では味えないクルーズそのものも楽しんでみたくて(^ ^) クルーズのスケジュールは下記のとおり。 終日航海の日がある小笠原くらいの距離がクルーズ旅行をお試しするのには理想的かな☆ 贅沢な部屋には手が届かなかったので、ステートルームH(定価:\247,000)を1月下旬に予約しました。 スケジュール
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一時 2016年4月28日(木)16時に神戸港の中突堤旅客ターミナルにて受付・乗船して、自室へ。 クルーズ船だから、もちろん個室です。シャワーとトイレ付きで、まさに動くホテル〜〜(^O^)/ (神戸ポートタワー)(エントランス)(ステートルームH) 乗船してまず最初に行われるのが避難訓練。自室にある救命胴衣を着て、部屋毎に指定されている救命艇への避難経路を確認しました。 17時に時間どおりに神戸港を出港。17時30分より夕食となりまして...この日は乗船してからやたら慌ただしかったです(^ ^;; 2016年4月29日(金) この日は終日航海。 鳥島と孀婦岩(そうふがん)のそばを通るのが目玉の日だったのですが、天候が悪いため予定の航路を通るのをやめて、直接、小笠原に向かうことになりました。予定どおりの航路を通ると、今ではなく、夜から波の向きが悪くなり船が揺れてしまうためとのことでした。帰路では天候が回復して鳥島と孀婦岩を見てもらえるはずだからと、後ほど由良船長から経緯を直接お聞きする機会がありました。先を見る素晴らしい判断をされると感心してしまいましたわ(o^^o) ちなみに定期船・おがさわら丸だとこの海域は夜のうちに通過してしまうので、鳥島や孀婦岩は絶対に見ることができません。 船の乗船代金には、このような(↓)サービスが含まれているので、お腹が求める限り食べたい放題です(^^;; ・アーリーモーニングティー ・朝食 ・モーニングティー ・昼食 ・アフターヌーンティー ・サンドイッチバー ・夕食 ・夜食 ←昼食 ↓夕食 この日はオリエンテーリング、うみがめ教室、操舵室見学、ふれんどしっぷ・ナイトなどをして過ごしました。船内イベントは毎日客室に届けられる新聞でチェックすることができます。 展望風呂やプール、シアターなどもオープンしていれば自由に利用可能で、エンターテイメントも充実しているので、長い航海でも暇をもてあます感じはないのかも! (操舵室見学)(ふれんどしっぷ・ナイト時のカクテル) 2016年4月30日(土) 6時20分に小笠原の父島・二見港に係留。 8時より通船での上陸予定のため、まずは朝食をとって上陸の準備をします。私たちは早めに上陸したくて通船乗り場に早めに行って待機していたので、7時55分に父島に上陸となりました。ぱしふぃっくびいなすはデカすぎて(外国船と比べたら、ちっちゃいけど!)、小笠原では岸に接岸できないので、漁船などの小さな船に乗り換えて、岸に運んでもらう形になりますね。 (客室から父島・二見港到着直前の写真)(通船の漁船) (大村地区)(小笠原名物・ぎょさん) 午前中は徒歩にてヴェザーステーション展望台と大神山神社の展望台からの真っ青な海と空の景色を堪能。 ヴェザーステーション展望台からは明日訪れる予定の南島も見ることができました。丁度、大神山神社の展望台にいる時におがさわら丸が入港してきました。お客さん700名と小笠原の人たちの生活物資をたくさん積んで。ぱしふぃっくびいなすはおがさわら丸の4倍くらいの大きさだけど、乗客は420名でしたので、ほんとにゆったりしています(^ ^) (ヴェザーステーション展望台)(大神山神社) (大神山神社)(大神山神社展望台[左:おがさわら丸、右:ぱしふぃっくびいなす]) 11時30分に通船で一度ぱしふぃっぐびいなすに戻り、自室にお土産物を置いて、船内にて昼食をとりました。寄港中でも通常どおりサービスが行われているので、船内で過ごすこともできるのです! (昼食と大村地区で食べたパッションフルーツパフェ) 13時10分より事前予約しておいたクルーズ会社主催のオプショナルツアー「小笠原の固有植物観察(\8,200)」へ。ガイド1人で7人のお客さんを案内してくれるので、至れり尽くせり。東洋のガラパゴスと言われるくらい小笠原だけに生息する植物がたくさんあるので、それらをガイドさんに教えてもらいながら八ツ瀬川、小港海岸と中央山を見て周りました。 (八ツ瀬川) (小港海岸) (中央山[右の写真にぱしふぃっくびいなすの姿も!]) 16時10分頃にツアーは解散となり、16時40分に通船にてぱしふぃっくびいなすへ。 17時30分よりデッキにてディナー。 2016年5月1日(日) この日も7時50分に通船にて父島に上陸。 事前に現地のツアー会社に申し込んでおいた南島上陸ツアーに参加。8時30分より8人乗り(うち一人はガイドさん兼ボートの操縦士さん)のボートで海へ。 小笠原で一番楽しみにしていた南島へ向かう途中、クジラがっ!! ザトウクジラが活発にブリーチしたり、ぺックスラップ(胸ビレを水面に叩きつける)したりする姿が見れました。4月に入るとクジラに会える確率はかなり低くなるらしくて、ガイドさんもびっくりしてましたわ。 クジラの出現で大きく寄り道をしてしまったけど、この後予定どおり南島へ。 ラピエという石灰岩の鋭く尖ったゴツゴツした岩場を登って上陸。扇池やヒロベソカタマイマイの半化石などを見てきました。 南島の観光を終えたところで、南島上陸ポイントにある鮫池にてサメと一緒にシュノーケルができるチャンスがありました。この日、午前半日ツアーでシュノーケルができたのはこの時だけ。 (南島上陸ポイントのラピエ)(南島) (扇池)(ヒロベソカタマイマイの半化石) その後、ハートロックの名で知られる千尋岩へ。ここにはハシナガイルカがたくさんいて、きりもみジャンプをする姿をたくさん見ることができました。 半日でこれだけ内容盛りだくさんになったので、最高のツアーとなりました\(^O^)/ 一部お客さんの入れ替えを行って、午後からのツアーは兄島の方に一緒に泳ぐことができるミナミハンドウイルカを求めて出発されて行きました。 この日もぱしふぃっくびいなすで昼食をとり、その後、徒歩にて散策がてら宮之浜へ。父島の北にある兄島を見てくることができました。 大村地区に戻ってからは大村海岸でのんびりして、16時30分に通船にてぱしふぃっくびいなすへ。 (びいなすカレー)(宮之浜) (大村海岸)(大村海岸は枝珊瑚の死骸でいっぱい) 17時に通船でお世話になった船たちに見送ってもらいながら、二見港を出港! 17時30分よりディナー。小笠原名物の島寿司もついていましたよ。 2016年5月2日(月) この日は往路と一緒で終日航海日です。 行きに見れなかった孀婦岩と鳥島沖を午前中に通過することになっているので、その時間に合わせて行動しました! 6時45分にアーリーモーニングティーでマフィンをいただき、7時10分よりデッキで孀婦岩を見物。予告されていたとおり7時30分に最接近。広い海に突如これだけが現れるってすごいです。 (遠くに孀婦岩が見えてきました!)(孀婦岩) 7時40分より朝食を食べ、9時30分に再びデッキへ。 今度はアホウドリが生息している鳥島沖を航行。孀婦岩の時もそうでしたが、わざわざデッキに出なくても船の左右どちらからでも見ることができるように途中で船の向きを調整してくれているのですごいと思いました。鳥島の周りをほぼ1周してくれたので、10時30分まで1時間ほどただただ眺めてしまいました。アホウドリのほかにカツオドリも飛び交っていました! (鳥島) 船内に戻って、モーニングティーをして、11時30分よりランチ。 14時25分よりアフターヌーンティーも楽しんで、その後、15時15分よりカクテル教室(無料)に参加してきました。小笠原のラムで出来たパッションフルーツリキュールを使ったXYZを作って、美味しくいただきました(^ ^) 16時15分からのビンゴ大会では何も当たらず。。 そして、17時30分よりディナー!!クルーズ最後の夜です。 とにかくひたすら飲むか食べるかしていた1日でしたね(^^;; 2016年5月3日(火) この日は下船日。 朝食後もピアノサロンでぱしふぃっくびいなす専従のアーティストによるフルートとピアノの演奏を聴いたり、モーニングティーをしたりして、神戸港入港までのんびり過ごしました。 9時50分に神戸港入港・接岸となり、10時15分に下船となりました。 エピローグ 次回割引券目当てで(次の予定はまったくないですが(^^;; )、下船する時にびいなすクラブの入会申込書を出しておいたら、後日船長の由良さんからのお手紙付きで届きました。 もっと機械的に送ってくると思っていたから、感激☆ この旅行中、由良船長の人間性に魅せられまくりだったし、また由良船長の船でどこかに行きたいなぁとますます思ってしまいました。 小笠原のお土産で良かったのは下のレモンカードと一味唐辛子。おすすめです(^ ^) |